みなとみらいを愉しむ

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【期間限定イベント】「開国博Y150」特集|1859年(安政6年)の開国・開港から150年目の年を迎えた横浜。未来への「出航」をテーマに、横浜の歴史や魅力が満載の博覧会「開国博Y150」が開催されている。昼間の会場の見どころも多いのだが、今回は横浜の新しい夜景が楽しめると話題の夜のベイサイドエリア会場(みなとみらい地区を中心としたメイン会場)を訪れてみた。※イベント開催期間2009.4.28~9.27

はじまりの森で巨大なクモと出会う

写真:迫力が倍増する夜の巨大クモ/写真:昼間は繊細なマシンの細部、動きがしっかり見てとれる

(上)迫力が倍増する夜の巨大クモ
(下)昼間は繊細なマシンの細部、動きがしっかり見てとれる

「Y150はじまりの森」は、赤レンガ倉庫の目の前に広がるメイン会場の1つ。ベイサイドエリアの玄関、まさにはじまりの場所にある。「円環」と呼ばれる白い柱のオブジェがシンボリックに会場全体に配置され、近未来的な空間を作り出している。

入場ゲートをくぐり、まず目に飛び込んできたのが、巨大な塊だ。8本の足に、ふくれた腹、小さな頭…クモだ。足を丸めて小さくはなっていたが、それでも相当な大きさである。

会場内に幻想的な音楽が流れ始めたら、巨大なクモが目を覚ます合図だ。ラ・マシンのあやつり手たちが登場し、クモはゆっくりと会場内を歩きはじめる。時折、長い足を上げ下ろししながらダンスも披露。口からは水蒸気の冷たい息、おしりからは糸のように見える水流。奇妙に愛嬌のある夜の巨大クモ。テレビなどの映像では味わえない迫力がそこにある。

巨大スペクタクルアート劇団「ENEOS ラ・マシン」1日5回各回約20~30分(いずれも予定)

写真:ENEOSナイトピクニック

巨大なクモが再び眠りにつくと、闇が深まり、会場の雰囲気が一変する。白い円環が美しくライトアップされ、にぎやかな昼間の様子とはうって変わり神秘的な雰囲気につつまれていく…。聞こえてくるのは、風で木の葉が揺れる音や鳥の声。まるで自然の森の中にいるような気分。カラフルなサーチライトが小動物のようにクルクルと動き回り、子どもたちが光との鬼ごっこを楽しんでいた。円環の内側はそれぞれベンチになっているので、夜景を楽しみながらゆったりとした時間を過ごすことができる。

ENEOSナイトピクニック日没〜22:00

Y150はじまりの森

写真:米軍により接収時代を象徴する、横浜開港バーガー

米軍による接収時代を象徴する、横浜開港バーガー

はじまりの森では、開国・開港当時の横浜の歴史が学べる「横浜ものがたり」や、エネルギー資源について楽しみながら学べる「ENEOS 未来のエネルギー館」など、注目のスポットも。開港時代をイメージした「黒船レストラン」では、開国・開港にちなんだメニューで当時の気分を味わうことができる。レストランはオープンカフェなので、巨大クモのイベント時には、クモが足を大きく上げてのパフォーマンスを見せにきてくれる。ビールを片手に巨大クモの散歩を観察できる、絶好の場所だ。

横浜の夜空を彩る光の芸術「アースバルーン」

写真:アースバルーン「HOME」

はじまりの森を抜けて、ベイサイドエリアのほぼ中心に位置する「Y150トゥモローパーク」へ。

会場の奥へ進むと現れるのが横浜の夜空に浮かび上がる直径約20mの巨大なバルーン。音楽と共に光と映像が映し出され、地球環境の危機と人類の未来へ向けた物語がつづられていく…。これが「開国博Y150」の夜の目玉イベントともいえる「アースバルーンHOME」だ。横浜の夜景とこの幻想的な光と音の芸術が見事に調和し、横浜の新しい夜景を生み出している。

会場の外からは、「横浜大桟橋国際客船ターミナル」の展望デッキからや、「赤レンガパーク」の展望デッキからの眺めがおすすめだ。

アースバルーン「HOME」19:25〜21:15 1日4回(予定)上映(各回約5分)

Y150トゥモローパーク

Y150トゥモローパークは、ベイサイドエリアの中でも最もエンターテインメント性の高い会場。Y150トゥモローパーク・ステージでは、マスコットキャラクター「たねまる」のイベントや、アーティストによるLIVEなど、多彩なパフォーマンスが連日行われる。さらに、話題を集めているのが未来シアター「BATON」。岩井俊二プロデュース、北村龍平監督作品の新感覚SFアニメーション「BATON」を500インチの大型モニターによる迫力で鑑賞することができる。

さらに、ベイサイドエリアに6月2日には新たな会場として「象の鼻パーク」が誕生する。この公園からは、赤レンガ倉庫や大桟橋のライトアップやみなとみらいの夜景を一望することができるという。ここでは、黒船が立体的に浮かび上がるトリックアートや、横浜の海を照らす灯台アートワークイベントなどが行われる予定だ。
Y150でにぎわう横浜の夜がますますパワーアップする。

イベントの合間に立ち寄りたい開国・開港の街

写真:ロシアのマトリョーシカ/オランダのデフルト焼のタイル/イギリスのアイリッシュリネン

(上)ロシアのマトリョーシカ
(右上)オランダのデフルト焼のタイル
(右下)イギリスのアイリッシュリネン

赤レンガ会場にある「開国・開港の街」では、開港5カ国・5都市など、横浜の開港にゆかりのある各国の物産を集めた「ワールド・バザール」が開かれる。横浜の歴史を感じながら、ショッピングを楽しむことができる。各イベントの待ち時間に見て回るのにも最適だ。
※開港5カ国:アメリカ・オランダ・ロシア・イギリス・フランス
※開港5都市:函館・新潟・横浜・神戸・長崎

開国・開港の街10:00〜22:00

横浜開港150周年Y150 記念テーマイベント 2009.4.28~2009.9.27

地図

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