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2007.10.25

Vol.7 港へつづくプロムナード ~キング軸と横浜の都市開発計画

“街づくりの要”「キング軸」をめぐる新しい動き

高島中央公園内

高島中央公園内。キング軸の通景空間を妨げ
ないように配慮されている

横浜駅とみなとみらい駅のちょうど中間ほどにある新高島地区には、「キング軸」と呼ばれる歩行者道路ができる予定がある。キング軸はMM21中央地区における主要都市軸の中では、いちばん開発が遅れていた都市軸であり、クイーン軸上のクイーンズスクエアやグランモール軸上のグランモール公園のような完成された施設・設備はまだほとんど見あたらない。※
しかし横浜市都市整備局『みなとみらい21中央地区景観計画(原案)』によると、「特に、キング軸については、今後の街づくりを進める上で要となる軸」とある。 キング軸のある新高島地区は、都市計画的にも非常に重視されているエリアなのだ。
2007年6月、そんな都市計画の実現を予感させるようなニュースがあった。それは、日産本社の横浜移転。2009年までに完成予定の日産新本社ビルは、横浜駅の北側に建設され、内部を通り抜けて新高島駅北口に行ける構造になるという。これを皮切りに、キング軸の開発が進むだろうと期待が高まっている。
※2007年10月現在

キング軸を彩る憩いのスペース高島中央公園

(上)高島中央公園内 (下左)キング軸の風景 (下右)地下給水タンクのマンホールを利用した休憩ベンチ

(上)高島中央公園内、日陰をつくるパーゴラ
(下左)キング軸の風景
(下右)地下給水タンクのマンホールを利用
した休憩ベンチ

新高島駅から海の方へ歩いていくと、キング軸上に2007年7月にオープンした「高島中央公園」が現れる。
日本丸メモリアルパーク、臨港パーク、グランモール公園についでエリア内4番目の公園で、面積は約1.4ヘクタール。約90本の樹木と15種類、約73,000株の植物が植えられる予定で、ケヤキの木陰のある芝生広場や、霧のような噴水が愉しめるイベント広場など、多彩な空間演出を愉しめる。
キング軸は15m幅の歩行者空間として公園内を縦断しており、メタセコイヤとポール照明によって道路の通景が妨げられないように配慮されている。都市軸と公園が調和している様子は、横浜市と都市計画再生機構によって計画された公園ならではの光景である。
見えないところに工夫もある。イベント広場の地下には容量1,500トンの耐震型循環式地下貯水槽があり、これによってみなとみらい地区全体で4,500トンの貯水( 1人1日3リットルとして50万人が3日間生活できる)が可能になったという。公園全体が死角のないバリアフリー構造になっているなど、災害や危機管理に周到な横浜市の姿が垣間見える。

終点は臨港パーク。近隣は映像文化都市の拠点へ

臨港パーク

臨港パークから海を望む。ベイブリッジや通り
過ぎる遊覧船など風情ある眺めを愉しめる

キング軸の終着点は、臨港パークである。
臨港パークはその名のとおり、港(海)を臨む公園。海岸線に沿って整備された芝生の広場は開放感にあふれ、散歩を楽しんだり、ぼんやりと海を眺めたり、また海岸沿いで水に触れ合ったりできる癒しスポットとして人気を集めている。
海に近く、公園も多い、のどかな区域。
そんなイメージもある新高島地区だが、キング軸開発の本格化により、少しずつ華やかさも添えられていく。新高島には「映像文化都市構想」が掲げられており、臨港パーク前の20街区には、エンターテインメント関連施設を有する事業者を誘致する計画も進行中だ。
大きく変貌していくキング軸周辺に、今後も目が離せそうにない。

「ぷかりさん橋」から船に乗って

ぷかりさん橋

ぷかりさん橋からシーバスに乗って、山下公園
や赤レンガ倉庫、横浜駅にも行ける

臨港パークを歩いていると、その東側の海上にレトロな洋館風の建物があるのが目に入る。「ぷかりさん橋」と呼ばれる、観光船が発着する船着き場である。桟橋と名前はついているが、実はぷかぷかと海に浮かんでいる、れっきとした「船」(係留船)。
キング軸めぐりの旅も終盤、ここから出港する船で帰路につくというのもアリなのでは?
クイーン軸、グランモール軸、キング軸は、MM21中央地区の都市計画における重要な都市軸。この3軸の歩行者空間を整備し、相互につなげることで回遊性を高めようという計画がある。

地図

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