HOME横濱コラム > 【湘南・現代】現在に至るまで、高級住宅地としてのイメージを保つ湘南エリア

2014.03.10

Vol.30 【湘南・現代】現在に至るまで、高級住宅地としてのイメージを保つ湘南エリア

景勝地ならではの開発事業により、独自の発展を遂げる

1930年から車道、鉄道、上下水の開発が始められた

1930年から車道、鉄道、上下水の開発が始められた

湘南エリアに現在のイメージが定着するきっかけとなったのは、昭和に入った1930(昭和5)年ごろから、湘南エリアでは神奈川県が主体となって始められた「湘南開発事業」となります。これは、東京をはじめとした周辺地域から観光客が大挙して訪れることを懸念した神奈川県が、風光明媚な湘南地域を保全するためには、秩序を保った開発を行なう必要があるという考えをもとに策定されたものです。これにより、現在の国道134号線にあたる湘南遊歩道が整備された他、遊歩道と東海道線の各駅を結ぶ車道や上下水道も敷設されました。それに合わせて、一般住民を対象とした住宅地の供給も始まります。この時期の湘南の様子「ただに避暑避寒の為のみならず安定固定の地として京浜人士の愛好する処」と記した例もあるように、徐々に湘南が高級保養地に加えて都心のベッドタウンというイメージも形成されていきました。

“憧れ”と“親しみ”、結びつきにくい魅力が両立

美しい海や砂浜のイメージが少しずつ定着される

美しい海や砂浜のイメージが少しずつ定着される

現在の湘南は明治時代に多くの人々が憧れた美しい自然はそのままに、多くの観光客を迎え入れる一大スポットとなっています。「鎌倉」「逗子」「茅ヶ崎」など、その地名を見聞きするだけで美しい海や砂浜が思い浮かび、足を運びたくなる人も多いでしょう。明治から続く別荘地のイメージも鎌倉や葉山を中心に引き継がれています。一方で、昭和からの開発事業によって、一般の多くの人たちが親しみを持てるエリアとしても進化を遂げました。高級感と憧れを抱かせる魅力ある街のイメージと、誰しもが楽しめる風土を両立している点は、全国を探しても湘南以外ではなかなか見当たりません。この成功の要因には、一気通貫した開発事業があることは間違いないでしょう。

独自のライフスタイルが楽しめる街

湘南には、一見相反する要素が同居する街の特徴と同じく、ライフスタイルについても独自の文化があります。都心へ通勤する利便性と、自然を楽しめる環境は、一般的には両立しません。しかし、湘南エリアは東京方面まで片道1時間前後でアクセスできることから、両方を手に入れることが可能です。この特徴は、特にアクティブな生活を謳歌する都心勤務のエグゼクティブを中心に高い支持を受けています。出勤前にサーフィンを楽しむ、都心から帰宅後に新鮮な海の幸を堪能するといった生活が実現可能で、実際にそんな暮らしを実践している人も少なくありません。

Page Top ↑

Copyright © Ken Corporation Ltd,. All Rights Reserved